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—切り取られた美の集合による真実の美—
(解説:久保秋 里香/「深度0」展・作品紹介文より)

空色とは一体何色を意味するのだろうか?
太田浩永の作品はそんな問いを私たちに投げかける。
「空色=青色(ブルー)」という定義はもはやなりたたない。

空を見上げる時、空と私たちの間には2つのフィルターが存在する。
空気のフィルターと感情のフィルター。
涙を流す少女の目に映る空は真っ黒かもしれない。
笑顔をこぼす少女は同じ空をピンク色と表現するかもしれない。
感情のフィルターは個々のもつ「深度」である。

空の色は絶えず変化している。
昨日の空と今日の空の色は異なり、2時と3時の空の色は違う。
1秒単位で変化する空色。
それに加え、空を見上げる人々の数だけ空色は存在する。

自然のもつ超越した美しさを空は絶えず私たちの頭上で表現している。
太田浩永はその貴重な「美」を切り取り作品を制作した。
四角に空を切り取る行為を通じて彼は見る者に色の疑問を投げかける。

心を無にし、何も考えずに空を見上げる気持ちで彼の作品を見て欲しいと思   う。

必要なのは感情のフィルターである。

紙芝居をめくるようにペラペラと空の色が変えられたら…
そんな感情を抱かせる作品。
そして同時に、映像作品の中で板のようにつなげられた
様々の「空」色は非現実なようで現実の空なのかもしれない。
なぜなら、100人の人が同時に空を見上げた時、100通りの
感情のフィルターが存在し、頭上の空は100色の切り取られた
「空色」の集合体となりえる。

この作品は、見る者に想像の手助けをしてくれる。
彼の作品がつくりだす空間は。
自然のつくりだす美の色と出会う空間なのだ。

(解説:久保秋 里香/「深度0」展・作品紹介文より)

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